英語科の授業研修をTTで行いました。
2023年7月18日 08時30分7月13日(木)2年4組で、英語科の校内授業研修をALTのミヤ先生とTTで行いました。
〇 ALT(外国語指導助手)とは「 Assistant Language Teacher 」の略で、英語を母国語とする外国語指導助手を指します。生徒の英語の発音や国際理解教育の向上を目的に港南中学校にはデニス先生とミヤ先生のお二人のALTが配置されています。
〇 TTとは「 Team Teaching 」の略で、1つの授業を複数の教師で進める授業の形です。 |
さて、本日の授業研修は、2年4組で行われました。
クラスマッチを始めとした、たくさんの表彰履歴がある、素晴らしい学級です。 | |
〈画像の一部を加工しています〉
授業は、重要文型をペアで音読して確認する活動からスタートしました。
ペアで互いに音読をして、前時の学習内容をきちんと復習しました。 ペアがいない生徒には、ALTのミヤ先生が入って支援してくださいました。 |
ウォーミングアップを終え、授業は今日の一番大切な内容に入りました。
「自分の将来の夢を、新しい文型を使った英語で表現し、そのために今大切にしたいことを一緒に、英文で表現する」という学習課題です。
今までなら、英語科の文型の学習と、自分の将来を考える進路学習は別々の授業で行われていました。 ですが今日の授業は、その2つが一緒になって進められていました。
しかも生徒たちは尻込みすることなく、堂々と自分のタブレットに夢を英語で書き込んでいました。
今の英語科の授業はこのように進むのかと、驚きました。 |
生徒は自分が考える職業を英訳できないときは、ウェブで調べて、発音までも確認していました。
もう授業でタブレットを使うことは、生徒にとって、机上の辞書を使っているような、当たり前の感覚なのでしょう。 |
英語で自分の夢を発表しようと、どの生徒も一生懸命に活動していました。 |
もちろん、生徒がこの学習課題につまずかないように2人の先生が丁寧に支援していきました。 | ||
ミヤ先生が、発音や文章について支援してくださいました。 | ||
今日の授業研修に参観されている先生方も、生徒が迷っているとすぐに支援され、英語科と進路学習の両方の、充実した学習が進みました。 |
そして個人の学習を終え、自分が英文でまとめた将来の夢をグループで発表しました。 |
最後に全体で数名が発表して、今日の学習をまとめました。 振り返りを経て、本日学習した課題は、生徒のタブレットから先生が指定したフォルダーにアプリを使って送信(提出)しました。 |
従来の英語科の授業にタブレットパソコンが入り、進路学習の要素やペア・グループ活動がふんだんに取り入れられた内容の濃い授業だったと感じました。 |
このような難易度の高い学習を当たり前に進めることができる2年4組の皆さんが、学年目標のようにこれからもっともっと「進化」していくことを願っています。