昨晩は一気に季節が進み、冬の足音が聞こえてきたような冷え込みを感じましたが、今日は、日中秋の穏やかな空気を感じる１日になりました。２学期の後半を迎えましたが、体調管理に気を付けて、締めくくりの日々を充実させてほしいと思います。

さて、本日は、令和５年度　第44回伊予市人権・同和教育研究会を、人権・同和参観日に合わせて行いました。伊予市教育委員会の皆様をはじめ、市内各小中学校の先生方、地域の方々、約150名の方をお迎えして盛大に開催することが出来ました。

今日まで、先生方は学年部ごとに試行錯誤を繰り返しながら、一つ一つの言葉や授業展開を確認し、研修を積み上げてきました。学級担任の先生方から、皆さんの心に、どんな気持ちが届いたでしょうか。３年生では、『小春日和』の資料を通して結婚差別について学んでいました。みんなの授業を受けている姿勢や眼差し、そして発言や振り返りを見ながら、正しい知識や理解をもって身の回りの不合理な差別や偏見に気付き、差別を解消するための強い気持ちを感じました。また人権委員会による人権劇を通して、具体的な内容（３つの出来事）を提示し、全校生徒で意見交換しながら、自らの暮らしや生き方の中で、直感的に感受し、共感的に受け止め行動に移せることの大切さを学びました。今日は・・・みんなの眼差しを見ながら未来を感じた１日になりました。

最後になりますが、御公務御多用の中、御指導・御挨拶をいただきました、伊予市副市長　青野　昌司　様、愛媛県人権対策協議会伊予市副支部長　橋本　彰一　様、伊予市教育委員会教育長　上岡　　孝　様をはじめ御参加いただいた皆様、貴重な御意見をお寄せいただいたこと、心より感謝申し上げます。まだまだ道半ばですが、引き続き、教職員で力を合わせて、より一層、人権・同和教育の充実を図り、人権意識・人権高揚の視点に立った教育活動に努め、子どもたちの心の成長につなげて参ります。引き続き、よろしくお願いいたします。

『どんなに強い雨が降ろうが　どんなに厚い雲が覆うが　その向こうにはいつも太陽がある』誰かのことじゃない・・・。