ブログ

ロイロノートで国語科の授業が行われました。

2023年1月26日 09時49分

 1月24日(火)2年3組でロイロノートを使った国語科の授業研修が行われました。

 港南中学校で生徒一人一人がタブレットパソコンを使う授業が定着して、もう1年半になります。

今までは主にエイリス(EILS)マイクロソフト Teamsを使った授業のICT化が進められてきました。

 3学期になり他市町の学校でよく使われている学習支援アプリ「ロイロノート・スクール」が伊予市に追加導入されました。

このロイロノートは生徒の学習効果を高めるための、授業中の諸活動を支援する様々な機能が充実していることで評判の学習支援アプリです。

 港南中学校の先生方は導入前の段階から使い方の研修を進めておられ、学習効果の向上につながる授業のICT化を、さらに深く進めることができるようになりました。

  

 1月24日(火)2年3組で4時間目に、このロイロノートを使った国語科の授業研修が行われました。

この日は午後に暴風雪波浪警報が発表された寒い日でしたが、教室や廊下に多くの先生方が参観され、熱い校内研修が進められました。

 授業はまず杜甫の絶句を朗読することから始まりました。

先生が示範し、生徒が続きます。

書き下し文が大きく響き、杜甫が見た色鮮やかな美しい風景が教室に再現されたようでした。

 

 続いて起承転結の鑑賞文をまとめる活動に入りました。

 この時までにロイロノートを使って様々な資料が生徒のタブレットに配布されていました。

 

 それらの資料を基に杜甫の人生をなぞり、絶句を理解しながら鑑賞文をワークシートにまとめていきました。

 授業者の先生は教室を回り、生徒の鑑賞を支援しました。

 

 このような個人の学習活動では、一人一人の習熟状態に応じた支援が望まれます。

今日は授業者の先生だけでなく、参観された先生方の助言を受けることができました。

 特に、参観されていた国語科の先生方が積極的に助言してくださり、生徒の学習がとても充実したものになりました。

 

  

 続いて班活動で、今個人がまとめた鑑賞文を班員で共有しまとめ、協同学習を進めました。

 このようなときの資料配付や提出・回収また、班協議の場面で学習支援アプリは大きく貢献してくれました。

 

 さて、2年3組の教室背面には、生徒の作品がたくさん掲示されていて、「自覚・立志・健康」という少年の日関連の掲示がありました。

 これからの決意が掲示され、2年生がどんどん成長していることをうかがわせてくれる教室でした。

 その他も教室掲示は素晴らしいものばかりでした。

これからも2年生の皆さんが大きく成長されることを願っています。