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定期テストが始まりました。

2021年11月22日 11時34分

 11月22日(月)から、2学期定期テストが始まりました。

 身に付けた学力を精一杯発揮して、2学期のいい締めくくりにして欲しいと願っています。

定期テストは、勤労感謝の日を挟み、11月25日(木)まで行われます。

 

 さて、以前からお知らせしている「GIGAスクール構想」で、テストも変化します。

 

 今回の定期テストは、紙に印刷されて配布、紙に書き込んで解答、提出する従来の形式で行われました。

しかし近い将来、問題が生徒のパソコンにアプリを通して配信され、生徒はパソコンの画面に解答を入力して返信する形に、変化します。

 1月に2年生を対象に実施される、愛媛県の「学力診断調査」(5教科、聞き取り含む)はネットワークで配信・解答・返信するCBTと呼ばれる方式で、また、「チャレンジテスト」(教科横断的小中同一問題)も、1年生を対象に2月中旬以降に、同様のCBT方式で実施されます。

 

 

 ちなみにCBTとは何か、少し説明します。

CBTとは、Computer Based Testingの略称です。

要するに、コンピューター上で出題、解答、採点、集計等を行うテスト方式です。国際的な学力調査においてはすでに主流の方式です。

 愛媛県教育委員会も全国に先駆けて、県独自のCBT方式のシステムを構築しています。

これは、「えひめICT学習支援システム」という名前で、その略称から「EILS(エイリス)と呼ばれます。

2022年から学校に導入される予定で、先に説明した3学期の県学力診断調査は「EILS(エイリス)」で実施されます。

 

 

 このような次世代のテストに対応するために、港南中学校は「単元別テスト」を、生徒はパソコンを通して解答、入力、返信し、先生はパソコンで採点、集計する方法を、一部の学年、教科で試行してきました。

 この試行で、生徒はテスト解答を返信した後、瞬時に自分の得点と理解度の分析を得ることができます。

また、先生の採点、集計の業務が大幅に効率化され、生徒・先生双方にデジタルならではのメリットがあることが、実証されています。

 

 港南中学校は、このようなネットワークとパソコンを活用して行われる次世代のテストで、生徒が機器の操作でつまずき、実力を発揮できない事態を防ぐために、文部科学省が開発したCBT、「学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT/メクビット)」の実証試験に参加し、テストの際に生徒にどのような支援が必要か、調査・準備してきました

 それらの積み重ねを活かして、新しい形のテストでも、生徒が実力を十分に発揮できるよう、全力で支援します。

 保護者の皆様、地域の皆様、どうぞ、ご安心ください。