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道徳の授業(1-3)です。

2021年11月18日 08時35分

 運動会、合唱コンクールという大きな行事が終わりました。

3年生の校外学習も無事終了して、2学期も残り1ヶ月です。

今、校内は定期テストに備えた学力の充実を図っています。

 

 今日の1年3組の道徳の教材は「私らしさって?」です。

 まず、学習する主題について考えた後、資料を読みます。

 資料を読むときに、今はICT(情報通信技術)機器を使って、デジタルの音源を活用することができます。

ですが、あえて温もりのある、教師の音読です。

先生の音読に沿い、生徒は教科書の資料を黙読しました。

 

 以前と違うのは、生徒の机上にタブレットパソコンがあることです。このパソコンは、もう教室内の先生、生徒のネットワークにつながっています。

  1年生は、このようなパソコンの起動や接続の操作を、支援なしで一人で行うことができるようになりました。

 

  授業が進み、先生が資料について考えようと、生徒に問いかけました。

生徒は、自分の考えをプリントにまとめます。もちろん手書きです。

そして、それをパソコンに書き込みます。キーボードを使って、入力していきます。

それら入力された全員の意見は、自分のパソコンと教室の大画面テレビに一覧表となって表示されます。

 このように、生徒一人一人の意見や情報の共有を、今はICT機器を使って簡単にできるようになりました。

 生徒は自分の考えをまとめるときに、先生の助言や支援を受けて、悩み、迷い、考えを深めていきます。ここは、以前の授業と変わりません。

 ICT機器の活用で先生の業務が効率化されたぶん、先生と生徒のつながりの量と質は、以前より増しているように思えます。

 

さて、自分の意見がまとまったら、次に班をつくって話し合いました。

 道徳の話し合いは、班の意見を1つにまとめる活動ではありません。人の意見や考えを知り、議論し、受け入れていく、共有していく学習活動です。

 自分に無かった意見や考え方にふれる経験は、生徒を大きく成長させてくれます。