不意な落水時を想定して
2025年9月10日 09時27分突然、服を着たまま水に落ちてしまった時どう行動するべきか?
プール、河川、海など全国の水難事故の約7割は服を着たままで発生しています。
そんな時は無理に泳ごうとせず、落ち着いてまずは浮くことを意識します。衣服に空気を入れたり、ペットボトル、リュックサック、ビニール袋、ボールなどを浮きの代用として両手で抱えたりし、静かに浮いて体力を温存し、救助を待ちます。
この日の授業では着衣時に適した泳ぎ方として「ちょうちょう背泳ぎ」(エレメンタリーバックストローク)を行いました。背面浮きで耳まで水につかり、足はカエル足でキックし、同時に肘から先でかきます。
また、溺れている人を見つけた時も、自分が助けに入るのではなく、ペットボトルなどの浮き具を渡し消防に通報するようにしましょう。訓練を受けていない人が助けることは非常に難しいとのことです。