思春期教室(2年生)を開催しました。
2022年11月2日 13時45分10月28日(金)に、2年生を対象に思春期教室を開催しました。
港南中学校の思春期教室は、生徒の心や身体の発達段階に合わせて計画され、学年ごとに開催されます。 2年生の思春期教室は、愛媛県医療技術大学の伊藤美香先生をお迎えして、「生命の誕生 ~命の大切さ~」を主題に行いました。 会場になった体育館では、新型コロナウイルス感染症対策として十分な距離をとって座りました。 |
性に対する意識の男女差から、お話は始まりました。
男女差や個人差、それぞれの行動の違いを学びながら、心理的な特質を生徒は理解していきました。
次に受精や妊娠のメカニズムについて学びました。 保健体育科でも理科でも学習する大切な内容です。 卵子の大きさを実感するカードを配ってもらい、眺めてみました。 この大きさのひとつの細胞から生命が発生していく過程は、何度学習しても不思議で神秘的です。 生徒は卵子を体感しながら、ため息をついていました。 |
さて妊娠したときに体はどうなるのか、次に妊婦体験をしました。 5kg程度の妊婦体験おもりを身に付け、女性の妊娠の苦労をほんの少し、男子も体感することができました。
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たった5kg程度のおもりなのですが、思った以上に身体の動きが制約され、足下にあるモノを拾うことすら難しかったです。 このような苦労を経て、お母さんは自分を出産してくれたのだという感謝の気持ちが、2年生のみんなに芽生えました。 素晴らしい体験学習になりました。 |
赤ちゃんを抱っこする体験もありました。
愛おしむ気持ちに、男女の差などはありません。
おそるおそるでしたが、愛顔(えがお)で抱っこすることができました。
このような学習を進めながら、最後に望ましい男女交際について考えました。 お互いが理解し合い、思いやって行動することが、この問題を解決していく基本なのだと理解することができました。。 |
今日の思春期教室は、これからの自分の生き方を深く考える機会になりました。
お忙しい中、講師を務めてくださった伊藤 美香先生、ありがとうございました。