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防災避難訓練を実施しました。

2021年4月14日 10時32分

 4月14日(水)防災避難訓練を行いました。

地震による火災」を想定して実施しました。

 

 放送による「避難開始」の命令で、学級担任が引率して安全な経路を考え、校舎外へ避難します。

 

国旗掲揚台前に集合・整列します。

そして大切な、点呼です。これは「一人一人の、生命・身体の無事を確認する」重要な手順です。

その後、全員の避難が完了したことの報告です。

学級担任が一人一人の無事を確認し、学年主任へ、そして教頭先生へ報告が進みます。

最後に教頭先生が、生徒が全員無事に避難したことを校長先生へ報告します。

ここまで、無言で真剣に進めなければなりません。

 

 さて最後に、校長先生から講評です。

 校長先生はギリシャ神話を引用しながら、「自分の知識や経験を基に予測すること,事前に考えることが大切」と語り、今後予想される南海地震の被害を最小にとどめるために、「いつ起こるかではなく、起こったらどうするか」を考えなければならないと続けられました。

 

 気象庁のHPからの引用です。

 南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しています。

前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。

 

 南海トラフというのは、太平洋の東海沖から四国沖へ続く深い溝状の地形です。この溝を震源とする地震を南海トラフ地震と呼びます。

 南海トラフは過去に、東海地震、東南海地震、南海地震の3つの大地震を、常に起こしてきました。ですから、このセットになった3つの地震が「南海トラフ地震」です。

 四国に住む私たちは、南海地震に対して、真剣に備えなければなりません。

 

 港南中学校は、大切な子どもの生命をお預かりしているという自覚を常に持って、今日のような訓練を繰り返しています。

 東日本大震災において、多くの幼い生命が失われました。私たちは絶対に悲劇を繰り返しません。

南海地震の発生が予想されている今、ご家庭でも家族の避難先や連絡方法等についてぜひお話し合いください。