2年生は、2月4日に少年の日を迎え、総合的な学習の時間等を利用しながら、14歳という年齢の重要な意味を知り、改めて、自己を見詰め直し、これから何に向かって歩みを進めるか、そのために、どうあるべきかを考えながら、自分の将来や夢に向かって決意を新たに過ごしてきました。ぜひ、一歩踏み出すために、2月2日(金)は、大切な1日にして、つなげていってほしいと思います。期待しています。
さて、激動の時代であった幕末に、福井県で活躍した 橋本 左内 という歴史的人物をご存知でしょうか。彼は、将来を期待されていましたが、安政の大獄という事件により26歳という若さで命を落としました。そんな彼が14~15歳の時に書き記した『啓発録』があります。そこには、彼が大切にしてきた目標が記されています。当時、皆さんと同世代だった『彼の思い』は、皆さんにどのように映るでしょうか。皆さんも、少しずつ自分自身の人生訓を書き上げてみてください。橋本左内の思いを掲載しておきます。
1「稚心を去る」
自分とその運命を変えようと思うなら、結局、自分の手で何とかする以外に方法はない。
2「気を振う」
負けてたまるか、くじけてなるものかという負けじ魂こそが、人を変えるエネルギーになる。
3「志を立てる」
夢や目標を持ち、自分の心の向かうところをしっかりと決め、一度決心したからには、その方向を目指して絶えず努力するべきである。
4「学を勉む」
立派な人物の行いを学び、親孝行するとともに、人生の目標を達成するまで常に学び続けることは大切である。
5「交友を択ぶ」
自分を高めて、心から尊敬でき、何かあった時に、真剣に心配してくれる友達こそ、何よりも大切。また、その友人が間違った道に行ってしまったら、それを正しい道に引き戻すのも使命である。
今日は、学校周辺の田畑も一面、霜に覆われ、底冷えのする一週間の始まりになりました。西門前の歩道橋も滑りやすくなっていました。十分気を付けて登下校を行ってください。
さて、校内には、多くの先生方のおかげで、花々が飾られていますが、ひと際、小ぶりで可愛らしい季節の黄花「ロウバイ」が廊下に生けられています。心惹かれる芳しい香りは、心を落ち着かせてくれています。また毎日、ALTの先生方と楽しい英語の授業を通して英語力を充実させていますが、ALTのMiya先生が、生徒玄関前の掲示板に工夫を凝らした英語の掲示板を作っていただいていて、分かりやすく、楽しい気持ちにさせてくれています。今回の掲示は、今年の干支辰年から、世界の辰(ドラゴン)の由来や1年間の星座占いを英語で説明してくれています。英語の重要なセンテンスがちりばめられており、楽しくとてもためになっています。Miya先生、いつもありがとうございます。みんなで、英語でコミュニケーションを図りながら、より一層、スキルアップに努めましょう。これからも、身の回りに目を向け、感謝の気持ちを忘れず、私たちの『成長の種』になるものに接しながら、有意義な学校生活にしていきましょう。
【速報】
週末、愛媛県中学校選抜卓球大会が行われ、男子が団体優勝しました。港南のみんなに勢いをつけてくれる、2年連続(連覇)の快挙は立派です。卓球部男子のみんな・・・本当におめでとう!!そしてありがとう!!とっても、幸せな気持ちです。ぜひ、3月23日(土)~24日(日)に行われる全国中学選抜卓球大会(群馬県高崎市)でも、愛媛の代表として旋風を巻き起こしてほしいと思います。期待しています。
二十四節気の「大寒」を迎え、今週は強い寒気が流れ込み、北風が強く厳しい寒さを感じた1週間になりました。今日は、久々穏やかな陽気に包まれた小春日和の1日になって良かったですね。昔から、この時期の鶏卵は、栄養価が高いと言われています。防寒対策を万全に、食事もしっかり摂っていきましょう。
さて、早いもので1月下旬を迎え、3年生の個別懇談も終えました。改めて、月日の早さを感じています。1・2年の皆さんも来年・再来年の今頃は、同様の状況になります。先輩たちが必死に頑張っている姿を目に焼き付け、自らを奮い立たせる機会にしてほしいと思います。あのメジャーリーグで数々の記録を打ち立てたイチロー選手は、「高校の3年間、練習後の疲れた中、毎日たった 10 分だけど寝る前に必ず素振りをしました。」と言っています。「たったそれだけ?」と思う人もいるかもしれません。でも、365日を3年間、毎日続ける…と想像してみると簡単なことではありません。皆さんの生活に置き換え、当たり前のことを徹底して継続できていることはあるでしょうか。効率かつ合理的に行うことが優先されがちな世の中になりましたが、時代は変われど、地道にこつこつと当たり前のことを当たり前に行っていくことの大切さを、3年生の姿を見ながら改めて痛感しています。『夢』は自分の手で掴み取るためにあると思います。目の前のことに真剣に向き合い、その時、その瞬間にすべてを注ぎ込める人であってほしいと思います。「継続は力なり」ではなく、『継続こそ力なり』です!!
週末に入りますが、伊予地区の小中学校では、感染症が拡大しているようです。不要不急の外出を控え、危機意識をもって、生活を送ってほしいと思います。それでは、来週も「元気に登校」「笑顔で下校」です。楽しみに待っています。
今日も、厚着していてもぶるぶる震える寒さでした。しっかりとした寒さ対策を心掛けましょう。
さて、本日、1年2組の音楽科で、基礎研修の一環として研究授業が行われました。授業では、アルトリコーダーを利用して曲想から音楽の構造を理解し、表現する授業でした。今日は、「聖者の行進」について、班で曲想を話し合い、4つの奏法を自由に利用して生まれる様々な響きを体感し、曲の構造を明らかにしながら考えを深めました。穏やかな雰囲気の中で、ICT を巧みに扱い、グループ全員で曲想を感じ取りながら、美しい響きを追究しようとする姿が見られた授業でした。2組の皆さん・・・すてきな授業をありがとう。
金岡先生の授業への姿勢を見ながら、宮本武蔵の五輪書の中に書かれている『観見の目付』という言葉を思い出しました。観見の『観』とは洞察力を表し、『見』とは物理的な動きをとらえる目を表していると言われています。目は心の鏡と言われていますが、金岡先生は、みんなの様子を見ながら、心の状態を把握し、常に寄り添い、子どもたちの成長と可能性を信じ、お互いが、「伝える・つながる」ことの大切さを、授業を通して分かってもらおうとしている思いの詰まった授業でした。金岡先生・・・今日は研究授業ありがとうございました。笑顔のすてきな先生の周りには、たくさんの子どもたちの笑顔の輪があります。それは、普段から子どもたちの背中をそっと押してあげる姿勢やことばを大切にしているからです・・・。お互いが、一つの言葉に救われ、一つの気持ちで楽になり、そのことが、信頼関係の構築、学級の子どもたちの笑顔につながっています。これからも、子どもたちのために、すてきな音楽との出会いをよろしくお願いいたします。そして、これからも、とっても明るく元気な2組の子どもたちのことよろしくです♡
金岡先生から、『目に見える向こう側』の大切さを学んだ1日になりました。
昨日からの冬型の気圧配置で、市内でも今季一番の強い寒気が流れ込み、底冷えする朝を迎えました。先生方の中にも、車のボンネットが雪で覆われながら出勤された先生もいました。春は目前ながら、まだまだ厳しい寒さは続きそうです。より一層、体調管理に留意して学校生活の充実を図っていきましょう。
さて、昨日、扶桑会館で、愛媛県人権教育協議会会長代行 米田 孝弘 様 をお迎えして第4回人権教育講座が開かれました。地域の方々をはじめ、多くの方々が参加され、本校の先生方も8名参加しました。所属の枠を越え、座談会方式で研修を進め、人権問題や部落問題を解消するために、米田氏から御助言をいただきながら、それぞれの立場で課題を話し、グループ討議を行いました。地域の皆さんと討議しながら、差別を解消するための強い気持ちをいただき、人権への意識や高揚のための大切な時間になりました。改めて、自らのくらしや生き方の中で、直感的に感受し、共感的に受け止め、行動に移せる人でありたいと強く感じました。『明日へ向かう』伊予市の将来を感じました。
週初め早々、10年に一度と言われる強烈な寒波が、日本列島に襲来し、愛媛県も明日以降、心配な予報になっています。非常変災時の対応について、再度、確認しておいてください。
さて、義務教育9年間の最後の一年は、あっという間で、今日から3年生は、最後の進路懇談が始まりました。3年生の皆さんは、自分の気持ちが決まっていても、今の実力で、本当に大丈夫かなあなど、不安を抱きながら三者面談に臨もうとしているのではないでしょうか。一番大切なことは・・・その学校や就職先への志願する気持ちです。今の気持ちが今後迎える入学や就職してからの生活・・・すべてにつながります。15歳の進路決定は、大人が思う以上に大変です。でも・・・ここからは『自分で決めた道』・・・自分で歩んでいく道です。 自らの責任のもと、さらに自分の力に磨きをかけ、本番で発揮するために、最後は「自分の底力や気持ちの強さ」を大切に粘ってみてください。期待しています。
今日は、朝から強風にあおられた一日になりました。今後も同じような天候もあります。登下校はもちろんのこと外出する際には、十分気を付けてください。
さて、昨日は進路指導委員会が開かれ、3年生一人一人の進路希望の状況を確認し審議しました。高校も、新学科や新コースが設置され、出願や合格発表もWEBシステムを利用するような学校も増えました。そう考えると、10年後の社会はどうなっているでしょう。現代社会の変化も激しく、数年の間で社会の仕組みや技術も大きく変わり、AIやロボットなどの技術革新によって、人とモノがつながり、さまざまな知識や情報が共有され、「Society 5.0」と呼ばれる超スマート社会が実現されようとしています。皆さんが将来なりたい職業も随分様変わりしているかもしれません。
いよいよ3年生は進路を決定し、夢を実現させる勝負のステージが始まります。「努力は裏切らない」という言葉がありますが、努力はすぐに形になるものでもありません。大切なことは「継続」することです。テストの点数というのは、勉強量に簡単に比例するものでもありません。1回のテストの点数だけを見て一喜一憂するのではなく、今までの取り組みを改善し、工夫するための「努力」を大切にしてほしいと思います。願いは、きっと叶うはず・・・。ただし、『信じること』・『続けること』・・・。
週末は、朝晩の冷え込みは和らぎますが、厚い雲に覆われ、雨や風がやや強い時間帯があるようです。気を付けてください。それでは、来週も「元気に登校」「笑顔で下校」です。楽しみに待っています。
年始早々、能登半島地震で甚大な被害が出て、多くの方々が亡くなり、1万6千人を超える方々が、雪が降り積もる中、不便な避難生活を余儀なくされています。そして、今日は、阪神淡路大震災から29年目・・・。都市直下型地震により、建物の下敷きになって多くの方々が被害に遭い、街は壊滅状態になりました。そんな中、多くの方々の協力や支援により、救命活動そして生活の建て直しが行われ、今の街が復興し、現在の災害対応につながりました。
私たち港南中学校も、災害が起きたとき、避難所になっています。どのように避難所を運営し、どのようなことを考えて行動することが必要になるのでしょうか。他山の石として、避難所運営のシュミレーションを地域の方々と防災訓練を行っていく必要性を感じるとともに、今まさに、「共生」という言葉の重要性を感じています。私たち、中学生も自分や家族そして友の命を守るために、地域や社会のリーダーとして重要な役割を担う場合があると思います。当たり前の日々を感謝しながら、是非その自覚を持って、防災について、より一層学び、『自分たちにできること』を考え、実践できる人になってほしいと思います。
今日から3年生の受験も本格的に始まり、いよいよ慌ただしい時期に突入しました。当日に照準を合わせ、机に向かい必死に問題と格闘している後ろ姿、仲間と切磋琢磨し続けている姿、そして真剣な眼差しは、間違いなく今後の人生の大きな力につながるはずです。これからも、国立・私立・県立高校の入試が控えているため、正直なところ、なかなか気持ちに余裕がなくなってしまいがちです・・・。でも、他人への気遣いや、先手『必笑』の挨拶を忘れず、クラスメイトに温かい言葉掛けができる人であってほしいと思います。落ち着いた振る舞いや、何気ない瞬間を大切にできる人に、思いは・・・きっとつながっているはずです。3年生の底力・・・信じています。